ITを駆使する - その3

残念ながらGoogleAppsが有料化してしまったため、独自ドメインでの運用は無料では出来なくなりました。
他の無料サービスとなるとMicrosoftのOutlook.comくらいしかないのですが、直感的なインターフェースはやや見劣りはするものの、無料で独自ドメインのメールアドレスを使えるサービスです。

先ずはOutlook.comでメールアカウントを取得します。

↓Outlook.com – マイクロソフトの無料の個人用メール
http://www.microsoft.com/ja-jp/outlook-com/

なお、この手続きで同時にマイクロソフトのSkyDriveというストレージサービス(7GB)も利用できるようになります。

取得後はWindowsLiveアドミンセンターで取得したメールアドレスとパスワードを入力してサインインした後、ドメインの登録を行います。

↓WindowsLiveアドミンセンター
http://domains.live.com/?mkt=ja-jp

ドメインの登録で取得したドメインを入力して、取得したドメイン用にOutlook.comを設定するを選択して同意すると、設定情報がずらーっと表示されます。

この内容をメモ帳か何かで保存しておきます。

表示された内容を元にMXサーバ情報を、ドメイン取得したサービスのDNSレコード設定に入力します。
TYPEはMXを指定し、MXサーバの文字列をコピペします。

あとはアドミンセンターの更新ボタンを時々押しつつ、アカウント管理画面が出るまで待つだけです。
表示されたらおめでとう!無料で独自ドメインのメールサーバが使えるようになりました。

次にメールアドレスを登録するため、アドミンセンターからアカウント追加を行います。

これが終わったらWEBメールとして使えるようになります。

一つ気を付けたいのが、取得したメールアカウントと独自ドメインで設定したメールアドレスは別物です。
なので、アドミンセンターにログインする際は、独自ドメインのメールアドレスでログインしてください。

ラストスパート。
PCやスマホのメーラーで送受信できるよう設定します。
昨年からOutlook.comはIMAPやPOPに対応したようなので、スマホだったら自動的に設定してくれるはず。。。
ですが、ボクのスマホは古かったため、途中でエラーになりましたorz
Androidのバージョンが古いとドメイン/ユーザ名の欄に 独自ドメイン名@outlook.com、サーバ設定の欄に m.hotmail.com と入力する必要があります。

PCの場合も自動設定してくれます。
IMAPサーバ名は imap-mail.outlook.com でポートは 993 でした。
SMTPサーバ名は smtp-mail.outlook.com でポートは 587 です。

最後に、、、
無料で使えるので文句言えないのですが、なぜか迷惑メールにフィルタリングされるケースが多いです。。。
そのため、クライアントで受信するには信用性に欠けます。
当面、WEBメールで受信状況を確認しつつ、迷惑メールに入ったやつを迷惑メールでないというフラグを立てていく必要があります。
これが面倒ならレンタルサーバか何かでやった方が確実です。
ボクはのんびりした性格なので問題ないですがw

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