普段はリュックサックを背負って仕事場や出張に出かけるボクですが、よく「いつ災害が起きても生活できそうだね」と褒められ(?)るくらい荷物が多いらしいです。
荷物が多いという感覚はありませんが確かに重い。。
通勤時はそれほど苦ではありませんが出張の際は歩き回ることが多いため、体への負担が大きいです。
そういう訳で出張用にモバイルPCを購入したのですが、現在使用中のWindows7のノートPCからWindows8.1へのデータ移行は結構大変だったりします><
また、モバイルPCということもあってストレージの容量は128GB(SSD)しかなく、全ての必要なデータをコピーするには心許ない状況です。
それに、間もなくリリースされるWindows10はWindows7も無償アップグレード対象ということで、再びデータ移行の必要が出てくることを考えると、今のうちに将来のことも考えた移行環境を整えておきたい!
そんなこんなで考え付いたのが、マイクロソフトオフィス365に付いているクラウドサービス「OneDrive」のライセンス、何と1TBも使えるそうじゃないですか!
これを使って空いた時間にOneDriveへデータをポイポイ放り込んでおいて、同じアカウントでログインしたモバイルPCで同期すればデータ移行はすごく簡単に済みます。
また、予めモバイルPC側のOneDriveの設定を「ドキュメントを規定でOneDriveに保存する」にしておけば、お互いで同期のとれる環境が出来上がります。
同期のとり方もオンラインのみで使用するかオフラインでも使用するかの運用をフォルダ単位で決められるので、オフラインの必要性がないものはローカルストレージに残さないため、容量節約につながります。
一つだけ問題だったのがOneDriveの起点ディレクトリ配下のフォルダが対象ということ。。
つまり、コピー元となるフォルダはCドライブまたはDドライブ、ディレクトリ構成は多岐にわたっているわけですが、どこを起点ディレクトリにしたらよいものなのか><
それに、起点ディレクトリを決めて、そこにファイルを集めるのは一時的とはいえストレージの容量を食うし、ファイルサイズによってはコピーの時間だってもったいないですよね。。
そこで思いついたのがWindows Vista時代から実装されたシンボリックリンク♪
ショートカットと異なり実体として扱えるしディレクトリごと配備できるので、容量もですが手間も時間も節約できます。
シンボリックリンクとか使ったことないよ~という方やコマンド打つのが面倒やんという方(ボクもその一人ですw)はExplzhというツールを使うと幸せになれます。
このツールのシェルエクステンションが素晴らしく、対象となるファイルやディレクトリをドラッグして右クリックでドロップすると「シンボリックリンクをここに作成」というメニューが出てきて、出力先ディレクトリにシンボリックリンクを作成してくれます。
これでOneDriveを経由して移行先に残したいデータは「オフラインで使う」に設定し、そうでないデータはクラウド上で共有という、ボクにとって理想の移行環境ができました(^^)v
あとはOffice365のライセンスが切れたら引き続き購入するかという岐路に立たされますが、それはそん時にでも考えたいと思いますw;